【必見!】バルセロナパビリオン:ミース・ファン・デル・ローエのモダニズム建築の極致!訪れるべき理由とアクセス方法を解説!

ミースファンデルローエの設計したえバルセロナパビリオン 名建築

バルセロナに佇む、モダニズム建築の傑作、それがバルセロナパビリオン(Barcelona Pavilion)です。ミース・ファン・デル・ローエによって1929年に建設されたこの建物は、バルセロナ万国博覧会のドイツ館として誕生し、その後の復元を経て、今ではミースの記念館として公開されています。鉄・ガラス・石・水面といった素材が織りなす美しいコントラストと、モダニズム建築の先駆け的存在としての歴史的価値がここに詰まっています。

建築の特徴

バルセロナパビリオンは、水平に伸びる薄い屋根を8本の十字形断面の鉄柱が支え、構造から独立した石・ガラスの壁が自由に配置されています。内外の境界が曖昧な空間は、石材のオニキスや大理石、トラバーチンといった高級素材を使用し、美しさと調和を感じさせます。特に中心にそびえるオニキスの壁や水面の彫刻家ゲオルク・コルベによる裸婦像など、細部に渡って設計者の繊細な感性が光ります。

スぺたら
スぺたら

壁や屋根といった建築要素を単純なプレートしてとらえ、それぞれのプレートの構成(コンポジション)を楽しむような建築となっています。独立感を出すためそれぞれのプレートは異なる素材(テクスチャ)です。またそのプレートが建物の外に勢いよく飛び出していくことで、外部との境界を曖昧にしています。初期の煉瓦造田園住宅案(1923)ほど外部に開放されているわけではありませんが、巧みに自身の建築理論を実施にまとめた作品といえるでしょう。

アクセス方法

バルセロナパビリオンへの行き方は簡単。エスパーニャ駅から徒歩約10分で到着します。途中には魔法の噴水や国立美術館などもあり、観光の魅力が広がります。入場料はわずか5ユーロで、営業時間は月曜から日曜の10時から20時までです。

まとめ

バルセロナパビリオンは、モダニズム建築の中でも特に異彩を放つ作品。ミース・ファン・デル・ローエの自由な設計が反映され、バルセロナ・チェアなど後の作品にも大きな影響を与えました。バルセロナを訪れた際には、この建築の美しさと歴史的価値に触れ、モダニズム建築の魅力を心ゆくまで満喫してみてください。

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