【温かい闇】聖マークス教会、その神秘的な魅力とは!建築家シーグルト・レヴェレンツの傑作が隠す秘密 !

シーグルド・レヴェレンツの設計した聖マークス教会 名建築

1956年に完成し、第一回スウェーデン建築賞を受賞した聖マークス教会(Church of St Mark)は、スウェーデンの建築家シーグルト・レヴェレンツによる近代宗教建築の傑作です。教会はストックホルム郊外の美しい自然環境に佇み、外観のシンプルながらも内部に広がる多様な空間が訪れる者を引き込みます。

建築の特徴

聖マークス教会は、ビョルクハーゲン地区に位置し、森に囲まれた静寂な場所にあります。教会全体が赤褐色のレンガで覆われ、シンプルで落ち着いた外観を持っていますが、内部は豊かで神秘的な雰囲気に包まれています。聖堂は折板屋根で覆われ、別棟はヴォールト屋根が採用され、それぞれ異なる印象を与えます。レヴェレンツのディテールや素材の扱いが内外に散りばめられ、建築の魅力が随所に感じられます。

外観
スぺたら
スぺたら

大好きな建築の一つです。

光が上方から降り注ぎ神様を”礼賛”するような教会とは違い、地上レベルに設けられた小さな窓から光を取り込み、内部にはグラデーション豊かな温かい闇を内包しています。神様への”畏敬”という言葉がしっくりくる空間です。あえて無骨にみえるように計算されたディテールや照明計画も空間の完成度を高めてる要因ではないでしょうか。おすすめの建築です!!

アクセス方法

教会へのアクセスも便利で、ストックホルム中央駅から地下鉄の緑線でハムマルビー・ガルデン駅まで乗り、そこから徒歩約15分で到着します。開館時間は平日は9時から16時、週末は10時から16時まで。見学は無料ですが、事前に予約が必要です。電話番号08-685 30 00か、メールアドレスinfo@stmarkus.seで予約を行い、この驚くべき建築美を体感してみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました